毛母細胞が休止すると禿げるって本当?

毛母細胞が休止すると禿げるというのは本当なのでしょうか。実はこれは本当です。人の髪の毛は、3〜6年の周期で生え替わるようになっています。この周期をヘアサイクルと呼んでいて、髪の毛は、成長期、退行期、休止期というサイクルを繰り返しています。毛が抜け、毛が生えるというヘアサイクルが正常に回っている間は大丈夫なのですが、男性ホルモンのバランスが乱れてきたり、頭皮の血流が悪くなることで毛母細胞へ十分な栄養素を送ることができなくなると、髪の毛が減ってきて、禿げる原因になります。毛母細胞が休止してしまうと、禿げにつながるのは本当なのです。毛母細胞は、毛乳頭から栄養や酸素を受け取ることで細胞分裂し、髪の毛となって成長します。髪の毛には、成長期、休止期、退行期のサイクルがあり、毛母細胞の細胞分裂の頻度はそれぞれで違います。成長期には毛母細胞が活性化しているので髪の毛はどんどん作られるのですが、休止期になると成長は止まります。毛母細胞が休止すると禿げるということは、裏を返せば、毛母細胞の活性化に成功すれば、髪の毛は生えてくるということです。血行を促進して毛母細胞を活性化することが薄毛改善につながります。

毛深い人は薄毛になる

毛深い人は薄毛になるとよく言います。しかしこれには根拠はありません。ハゲの人ほど胸毛が濃く生えていたりするので、毛深い人ほどハゲやすいと思ってしまいます。しかし、頭髪の多い少ないは、女性ホルモンのバランスによるもので、男性ホルモンの量には関係がありません。従って、毛深いことと薄毛には関係はないのです。男性ホルモンの分泌量が多いことが薄毛に直結するわけではなく、男性ホルモンは、5αリダクターゼという酵素の作用で、DHTに変化します。DHTは毛根の毛母細胞に結びつくことで脱毛作用を引き起こします。DHTは毛母細胞のレセプターと結合することで働きますが、レセプターの数は生まれ持った体質で異なります。つまり、DHTの産出量が多くてもレセプターが少なければ薄毛に発展することはないのです。薄毛は、男性ホルモンのテストステロン、5αリダクターゼ、レセプターの3つの要素で決まります。テストステロンの分泌量が多くても、他の2つの要素を満たしていなければ薄毛になることはありません。毛深い人でも、細胞がDHTをキャッチする働きが弱ければハゲる可能性は低いので、毛深い人が必ず薄毛になるということはありません。